サザンとうきょう
Flower Lovers 花と暮らす豊かなひととき

「花っていいな」と思っていても、今まであまり楽しむチャンスがなかったあなたのための、Flower Lovers入門講座。4つのセクション別に、やさしくアドバイスします。また、すでに花好きを自認するあなたへは、これから少しずつ、マニア向けの内容も増やしていきますので、どうぞお楽しみに。

 
 
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失敗しない花選び

 最近は、花についてのタブーがなくなっているので、あまり神経質にならなくてもいいのですが、気を使う相手-目上の人、心理的距離の遠い人、病気の人、マイナーな気持ちの人-に対しては、ちょっと花選びに工夫が必要かもしれません。そんなT・P・Oのポイントをお知らせします。


お祝い

お祝のアレンジ

かたち
  大輪の花や、上を向いて咲く花を中心に多種とりまぜ、華やかに。花束でもアレンジでもよい。


  暖色系中心。新築祝や引越し祝の場合に限り、赤い花は火を連想させて不吉だとされ、嫌われる。黄、オレンジ、サーモンピンクなどに、少し白とブルーや紫を入れたようなミックス系の配色が無難。

香り
  あまり濃密になりすぎないように。

花材
  すぐに枯れたり、いたんだりしないよう、茎のしっかりした高級なものを使う。


お見舞い

アレンジ見本1 アレンジ見本2
お見舞いアレンジ

かたち
  持っていってすぐに飾れるアレンジメントの方が、相手にとっても便利。デザインは自由。


  白一色は仏花のイメージがあるので良くない。赤は血圧を上げ、興奮しやすくさせる。青は血圧を下げ、気分を沈みがちにさせる。こうした強い色を避け、目にやさしい、やわらかい色調にするのが最適。ピンク中心のパステル系や、白・紫・黄の小花とグリーン多種など、生命力のあるみずみずしい色合いで。

香り
  病気によっては実害となる場合もあるので、なるべく控えめにした方が良い。ハーブは、リラックスさせるラベンダーやローズマリー、元気になるバラやミント、タイムなどなら混ぜても良い。

花材
  グロテスクな形やトゲを持つもの、暗い花色や斑点を持つものなど、痛みや不快感を連想させる花を使わない。花粉の散りすぎる花、花後が乱れて汚くなる花も不可。

鉢植え
  昔の人は「根つく=寝つく」につながるので、お見舞いには鉢植えはタブーと考えていた。気心しれた相手以外には贈らない方が無難。


お悔み

お悔やみ用枕花

かたち
 親しい人の通夜には枕花、葬儀には篭花と、決まった形式があり、地方によって仕立て方が違うので花店にまかせた方が安心。もっと時間がたってからの法事の花や遺族への贈り花は、花束でもアレンジメントでも、自由なかたちで。


  白を基調に、紫やブルーを混ぜるのが一般的。ただし法事の花は、故人の好きだった花なら何色でも良い。

香り
  この場合は強くてもかまわない。

花材
  しんみりと故人を偲ぶのにふさわしい、風情のある花を。下向きのおとなしい花、野草風の花など。


おわび・お断わり

お詫びのアレンジ見本

かたち
  花束でもアレンジでも良いが、あまり大げさにならないように、こじんまりと。


  誰が見ても心がやわらぐような、明るいパステル系。

香り
  ひかえめに。

花材
  個性の強い大輪花を避け、可憐な小花を中心に。

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