
古代から、花には精霊が宿るとされ、花は宗教行事に欠かせないものだった。 エジプトではスイレンが、インドではハスが、神のよりましとされた。
キリスト教の影響が色濃い西洋では、聖母や聖人のシンボルとなった花が多い。
マドンナ・リリーはその名の通り聖母に捧げられる白いユリ。 ユリの花言葉「子の愛」の子とは、イエスの事であろう。 バラも聖母の花だが、これはギリシア神話の女神アフロディーテの花だったものが転化され、同じ「美と愛」のシンボルを受け継いでいる。 トラディスカンティア(ムラサキツユクサ)の「尊敬で、恋愛ではない」という花言葉も、おそらくこの花が聖母のシンボルカラーの紺青色をしていることから連想されたものと思われる。
他にも、白い花や青い花に聖母のイメージを持つものが多い。
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| マドンナ・リリーに似た風情のオトメユリ、キリストの受難と聖母の愛を表すダイアンサス。聖女ベロニカに捧げられた(ルリトラノオ) |